お菓子作りに関して思うこと(その2)

お菓子作りに関して思うこと(その2)

お菓子作りに関して私が思っていることをつらつらと。

出来上がりの正解を知る

「この〇〇というお菓子はこういうものだ」という正解を知っているって大事なことなんだな、と思った出来事がありました。
数年前、製菓専門学校の通信に通っていたときのことです。
実習でマカロンパリジャンをやったときのこと。
出来上がったマカロンコックには空洞がありました。明らかに失敗です。
でも、マカロンがどういうものか知らない人たちは失敗作だとは思っていなかったんですね。
ピエができれば成功だと思っている人が意外と多い。

そしてもう一つの出来事もマカロン。箱や装丁がかわいい超有名どころのマカロンをいただいたときのこと。
一口食べて「これはマカロンじゃない」という食感で、それ以上食べることができませんでした。
後日お菓子仲間にこの話をしたら、「フランスで買ってたべたことあるけどそんな食感じゃなかったよ?」と。
どうも日本で売られているものだけ日本で作られていて、ほかの国で販売されているものはスイスで一括して作られているよう。
正解をしらない人は、これを美味しいマカロンなんだと思うのかなぁと微妙な気持ちになりました。