お菓子作りに関して思うこと(その1)

お菓子作りに関して思うこと(その1)

お菓子作りに関して私が感じていることをつらつらと。

レシピを見て作ったけれど・・・

ネットや本で見つけてきたレシピを見て作っても、出来上がったものが「これで正解なのかどうか分からない」と思ったことありませんか?
「本当はもう少し膨らむんじゃないのかな?」
「もう少ししっとりするんじゃないかな?」


私がお菓子作りに興味をもったころは、まだネットなんかありませんでしたから本で調べるのが精一杯でした。今思えば初心者ですからどの本がいいのかすら分かっていませんでしたけどね。
ですが書籍として販売されているものなので、レシピそのもののレベルはある程度は確保されたものだったのではないかと思います。

ネットが普及している今、ものすごい数のレシピを無料で見ることができます。
ただ、この無数のレシピの中には「あり得ない」と思うようなものもかなりあるのが現実です。
素人が自由にレシピをアップできるんですからそうなるのも当然ですよね。
「こんなレシピを見て作ってしまった人は気の毒だな・・・」といつも思います。
何が失敗なのかすら分かっていない人が「失敗なし!」などと書いているんですから怖い話です。

教室に行く利点

教室にもいろいろありますのでいいか悪いかは一概には言えません。
ただ共通している利点は、目の前にあるレシピの正解を食べることができるということ。
ネットや本で見つけたレシピは正解を食べることができませんよね。
でも教室へ行けば先生が実演したものを試食できます。
これは初心者さんにとっては大きな利点ではないでしょうか。
生地の状態や微妙なツヤ感、混ぜるときの力加減、これは対面でないと分からない部分が非常に多い。
力加減や混ぜる速さが違うだけで、全然違うものが出来上がります。

なので初心者のうちは動画などではなく、対面のレッスンを受けることをお勧めします。
対面で通っていれば、前回のメニューを家で復習して分からなかったことなどを次のレッスンのときに聞けますよね。これも大きな利点だと思います。

自分で作っているけど何だかちょっとモヤモヤしているという方は、一度お教室に行ってみることをお勧めします。お教室でお菓子仲間ができることも利点の一つかと思います。