レシピを見て「これ作りたい!」と思っても、レシピに使われている型と同じものを持っているとは限りませんよね。
でもレシピ通りにつくった生地を大きさの違う型に流してしまうと、焼き時間が大幅に変わってくるうえに、食感もだいぶ違うものになってしまいます。
なのでできるだけレシピに書かれている型に近いものを使った方が再現性が上がります。
手持ちの方で代用してみる
四角いパウンド型の場合
レシピのパウンド型は21cmだけど、自分が持っている型は18cmだとか、最近は色んなサイズのものが出回っているので長さだけでなく幅も違うこともあるでしょう。
パウンド型は傾斜も様々なのでおおよそにはなりますが、底面積で比較するのがおすすめです。
使いたい自分の型の底面積÷レシピの型の底面積
この計算で出てきた数字をレシピに書いてある各材料の数字にかけてやると自分の持っている型で作るときに必要な分量を出すことができます。
丸いデコ型の場合
丸いデコ型のときには半径を使って計算します。
使いたい自分の丸型の半径二乗÷レシピの丸型の半径二乗
この計算ででてきた数字を先ほどと同じように各材料の数字にかけてやれば手持ちの型の分量を割り出すことができます。
レシピは丸型だけど、ハート型で作りたい
バレンタインのときなどに、丸いガトーショコラをハートの形にしたい!と思う人は多いと思います。
ハート型は計算で求められないので水を使用して体積で計算します。
レシピの丸型の体積は計算で求め、自分のハート型にはギリギリまで水を入れて水の重さを測ります。水は1g=1㎤なので、
使いたい自分のハート型の体積÷レシピの型の体積
で求められた数字を同じように使います。
レシピの型は手持ちのハート型と同じ深さだと仮定して計算するので、15cmデコ型なら「7.5×7.5×3.14×ハート型の深さ」でOKです。